軽くなる生き方

著・松浦弥太郎

 

この方、存じなかったけど、暮らしの手帳の元編集長さんなのね。雑誌自体は読んだことないけど、本屋で見かけたときは、品の高い人が読むような印象があったわね。

 

本の内容は、自身の実体験を基に啓蒙思想を提唱している。

 

というと、固い印象だけど、端的に言うと、素っ裸になって、正直に生きることを提唱しつつ、人の生かし生かされ方を、優しくアドバイスしてくれる。まるで、耳元に優しい吐息を吹きかけてくれるように。あん、感じちゃう♪。ってな具合。顔はタイプじゃないけどね。

 

それに、彼の過去がまた独特で面白いのよ。高校中退して、アメリカに飛んじゃう自体ファンキーなんだけど、問題児だった中学時代の話や、アメリカ帰国後の人脈を広げる話なんかも、彼の人間性が出てて味わい深いわ。

 

音楽で例えると、クラシックに近い聞き入るような音を奏でているわね。

たまに手にとって読むと、いい癒しになるかも。

気が向いたら、手に取ってみて。

 

それでは、アデュー